またまた、ものすごく久しぶりの更新です。 というか、このブログの存在を半ば忘れていました。 でも、今回も、前回同様、きまぐれにフラッと記事をアップします。 さて、去年のコトになりますが、タミヤからBT戦車が発売されました。 (かな〜りネタが古いですね。すみません) それまで、BTといえば、プロポーションのよいキットはあるものの、 いかんせん組みにくいということで、決定版の登場が待たれていたのですが、 ついに、というべきか、タミヤから登場することとなりました。 BTは、ノモンハン事件のさい、大量に投入され、 関東軍将兵を苦しめたといわれており、いわば日本人にとって、 因縁深い戦車ともいえるかもしれません。 (ただ、関東軍の速射砲も、多数のBTを撃破したようです) そんなわけで、私も、早々にタミヤ製BTを購入したのですが、 いかんせん、仕事などで時間がとれず、なかなか、組み立てに至りませんでした。 といいつつも、牛歩のペースながら、チマチマと作業してました。 車体はタミヤにしては珍しく、箱組方式となっています。 すでにさまざまな雑誌や模型ブログなどで紹介されていますが、 箱組といえども、合いは良好です。 ですが、良好だからといって、スパスパと慌てて組んではいけないようです。 入念な仮組みをしないと、上面板と左右前面の装甲板とが接する隙間が、 完全に均一にならなくなります。 かくいう私は、慌てて組んでしっかり後悔。 上面板と側面装甲の隙間が均一にならず、結局、エバーグリーンのプラ材を 上面板のふちに貼ってペーパー掛けするなど、 よけいな苦労を背負い込んでしまいました。 トホホです。 これからBTをお作りになる方は、ぜひ、気をつけてください。 リアのエッチングは専用の加工工具がついており、加工も簡単。 こうした組み立て作業に対する配慮は、すばらしいですね。 そして、キャタピラ。 部分連結式なのですが、こいつがちょっとやっかい。 まずは、押し出しピンの跡が、キャタピラの裏にしっかり残っています。 パテ埋めするにもペーパーがかけづらく、なにより面倒ですね。 しかも、それぞれのキャタピラの合いが、場合によってはキツく(固く)、 ここでも、入念な擦り合わせが必要なようです。 どうも私はこの部分連結が苦手です。 というわけで、今回は、この部分連結を、あらかじめ、一本につないでおいて、 一気呵成に組み上げてみることにしました。 キャタピラの合いがどうしてもキツい場合は、 連結部分のリベット状のモールドを、削り飛ばします。 (それでもキツい場合があるんですが) とにかく、連結部を奥までキッチリ入れ込みます。 (でないと、キャタピラが長くなってしまいます) また、キツいだけでなく、ヘタをすると、 斜めに連結されてしまうこともあるので、 ここでも、借り組みと調整を繰り返します。 キャタピラを定規に当て、まっすぐにしたら、一気に、流し込み接着剤を、 連結部分につけます。 あまりつけるとモールドが甘くなるので慎重に…。 そして、5分放置。放置時間はもう少し短くてもいいかもしれません。 5分以上放置すると、巻き付けづらくなると思います。 そのあとは、一気にホイルに巻き付けます。 というわけで、なんとか、うまくできました。 それにしても、このキャタピラ、滑り止めもなく、 悪路走破性に問題がありそうな気がしますが…。 このBT戦車は、古い戦車ゆえ、意外とぞんざいなデザインです。 (少なくとも私の目には、そう見えます) ですが、組んでみると、なかなかカッコいい。 このあとは、光透け対策としてシルバーを吹いて、基本塗装に入ります。 そういえば、シルバーのサーフェイサーがガイアノーツから発売されたんですね。 このあたりでは売っていないのですが、今度、 富山か名古屋にいったさいに、買ってきたいと思います。 (すると、それまで、また作業は中断を余儀なくされるのかも…) まあ、気長にいきます。
by noba-kentaro
| 2011-06-08 18:05
| 模型
|
ファン申請 |
||